東静岡天然温泉 柚木の郷

 台風の影響で天気の悪い週末、静岡に一泊旅行の予定でした。往復に青春18切符を使うので、予定をずらすことができません。切符を使える最終日なので、キャンセルだと4枚無駄になるからです。なので、最悪でも強行予定でしたが、台風が早く行ってくれたので、予定通りに出発しました。

 品川から6時前の電車で熱海まで行き、熱海から乗り換えて静岡に着きました。静岡では旦那とは別行動で、家康好きな旦那はそっち方面の観光、私はお風呂に行きました。

 しきじでも行ってくれば、と言われたけど、しきじは前行ってあんまりいい印象がなかったので、他に行こうと思いました。確かに二つのサウナと水風呂はいいけど、客のマナーが最悪なんだもん。6人しか座れないベンチに6枚のサウナマットで場所取りとか、ほんと最悪。もしかして、少しはマシになってるかもしれないけど、変わってないかもだから、そんな可能性にかけるつもりないし。人生であと何回静岡来るかわからないのに、ストレス溜まるサウナに行くつもりはない。

 ので、静岡駅の隣、東静岡駅の柚木の郷に決めました。クチコミもなかなかいいしね。

 という訳で来ました、東静岡駅。大きくてピカピカの綺麗な駅。静岡駅の隣なのに、人気が全くないのは何故?いるのは床を磨いてるお掃除の人のみ。土曜日なのに、誰もいない。静岡駅は大混雑なのに、まるで朝4時くらいの雰囲気。いつもこんな感じなのかな?

 駅出ても、商店街みたいなものもない。目的地の柚木の郷はすぐに見つかった。広めの敷地に和風の建物、期待感が高まる^ ^

 フロントで靴箱の鍵とロッカーの鍵を交換。料金は後払い。タオルは有料だけど、今日も抜かりなく持参してます。浴場に向かうと美味しそうなレストランやカフェ、癒し処なんかが並んでる。中央にちょっと寛げる空間があって、立体的な小部屋みたいになってる。中にはヨギボー的なクッションなんかも置いてあり、ディスプレイされてる書籍もレストランに持ち込んで読めるらしい。お風呂以外にも楽しめそう。

 浴場は2階、ロッカーは落ち着いたダークブラウンで、ちょっと高級感もあり。清潔感もあって、いい感じ。早速お風呂に向かう。ドアを開けると目に飛び込んでくる緑。室内風呂の前は鬱蒼とした植栽の鮮やかな緑。天井も高く開放感がある。室内風呂はぬく湯とあつ湯、座湯と塩サウナ。露天風呂は炭酸泉と寝湯、岩風呂、立湯、サウナ、水風呂。サウナの前には椅子が三脚、植栽に向けて置いてある。植栽は中央にあるから、お風呂のどこからも楽しめるのだ。水風呂の隣にはなんと畳スペースがある。ここで横になって休めるのだ。

 水風呂の水が飲めなくても、しきじより断然ととのえるでしょ。旅先でお風呂なんて、と思ったけど、同じお風呂は一つとしてないのだから、お風呂目的の旅もありよね。

 サウナも広くて最高だし、30分ごとのオートロウリュウアウフグースもあった。タオルの舞ではなくて、2人のお姉さんが大きなうちわで仰いでまわる。イメージは風神雷神かな笑

 ご飯も食べたかったので、少し早めに上がってレストランへ行く。特に静岡名物とかにこだわりもないから、普通のメニュー頼んだけど、美味しかった。

 その後、ちょっと本でも読もうかな、と寛ぎスペースに行く。大きなヨギボーもあったけど、うちには息子の買ったヨギボーがあるので、家にあるものには興味がない。なので、小部屋スペースでちょっと横になる。ドラえもんの部屋的で落ち着くなぁ。

 旦那と待ち合わせの時間があるから、もう行かないと。ここなら、旦那ともう一度来てもいいな。今日のお風呂は大当たりでした。