熱海 日航亭大湯

 青春18きっぷの使える最後の週末、小田原に出かけました。小田原には長女が幼い頃行った事がありました。でも、20年以上前の話なので、初めていくのと一緒かも。

 駅に着いて、旦那がどこに行きたい?と聞くけど予備知識がまるでないので、特に行きたい所はなくて。地図を見ながら、ここに秀吉の一夜城があったとこだと言われるが、小田原市民ではないので、具体的な場所は知らない。そんなことも知らないのか、常識だ、とマウント取られるも、一夜城についての知識はあるけど、実際の場所なんか知る筈もない。自分の知識が全ての常識だと決めつけるのは感じがあまりよろしくない。とりあえず、小田原城に向かう。

 駅周辺は多分とても変わっていて、初めて来る街だった。昔からの観光地にありがちな、雑多な土産物屋もなくて、とてもオシャレな街だ。途中においなりさんのお店があって、おいなり好きな旦那はもち入りのを2つ買った。食べると中はつきたてみたいな柔らかいお餅がご飯の代わりに入ってる。あんまりおいなりさんは好きじゃないんだけど、これはとても美味しい。

 駅の案内の人にまだ少し桜残ってますよ、と言われたけど、旦那はどうせ葉桜だし、と興味無さそうだった。でも、堀の花筏と散り際の桜は美しかった。途中で写真撮っていたら、どんどん先に行かれてしまった。別に急ぐ旅じゃないし、もう少し景色を楽しめばいいのに。

 小田原城も入ったことある筈なんだけど、やっぱり改装とかされてるから、初めての場所だった。でも、登って外に出ると、何となく来たことある場所だな、と記憶に蘇ってきた。トコトコ歩きの娘が階段で立ち止まったことなど、思い出した。懐かしい。

 その後は早川駅まで歩き、熱海に向かう。もう午後なので、ホテルなどの日帰り入浴ができる筈だった。

 どこ行こうかと話して、以前行ったことのある日航亭に決めた。ここは旦那曰く、源泉そのままで、お湯を冷ますのが距離だけなので、少し熱めらしい。前回そのつもりで行ったら、全然熱くなくて、拍子抜け。従業員が今日は少しぬるいです、と他の客に説明していた。

 なので、今日こそは、と期待が高まる。

 入浴料1100円、タオルは別料金サウナなし。お風呂は男女2つずつで、毎日入れ替わるらしい。今回は前回と違う方を案内された。

 お湯は少し熱めかな。浴槽は今日男湯の方が好きかも。露天風呂が今日の女湯は壁?の圧迫感みたいなのがある。隣の方が開放感があって好き。内風呂も隣のほうがちょっと暗いけど、秘湯感があるのよね。

 でも、お湯は一緒だからね、熱めのお湯に浸かって十分あったまってから冷水を浴びる。露天風呂のふちに座って外気浴の代わり。気持ちいいなぁ^ ^

 熱海は海沿いに沢山ホテルがあって、多分海に面した温泉やサウナが沢山ある筈。いつかは宿泊で利用したいな。